我々が口にするお茶は、9世紀、遣唐使によって中国からもたらされたといい、一部の貴族のあいだに喫茶の風潮が広まるが、遣唐使が廃止されるとすたれてしまった。その後、本格的に茶を普及させたのは臨済宗の開祖栄西であった。