発展途上国
出典: Jinkawiki
発展途上国
発展途上国とは、経済発展・発展の水準が先進国に比べて低く、経済成長の途上にいる国を指す。アジア・アフリカ・ラテンアメリカの国々に多い。略して途上国、開発途上国といわれることもある。 国際機関によってその定義が異なっており、何が「発展途上国」の要件かを具体的に示すのは困難である。しかし、一般的には経済協力開発機構の開発援助委員会が作成する「援助受取国・地域リスト」第1部に国及び地域は開発途上国として認定されている。 「発展途上国」という名は、1960年代に入って先進工業国や先進国に対して使われてきた言葉である。それ以前は「後進国」や「低開発国」という名称も利用されていたが差別的であるとしてカイロで開かれた発展途上国の経済開発会議以降利用されなくなった。 ODAは途上国"の開発援助に支出されているが、中華人民共和国途上国かどうかは異論も多い。また近年では、NIES(新興工業経済地域)、産油国、停滞の目立つ後発発展途上国などのように途上国内部での分極化が著しい。