アメリカの犯罪2
出典: Jinkawiki
←前の版 | 次の版→
世界で最も強力な犯罪捜査組織をもっているにもかかわらず、犯罪大国である。アメリカFBIの科学的捜査力は秀でており、何度もドラマの題材となっている。
―日本と比較したアメリカの犯罪率―
1995年の日本と比較したアメリカの犯罪発生率(10万人あたり)は、次の通りである。
殺人 日本…1.0 アメリカ…8.2
強姦 日本…1.2 アメリカ…37.0
強盗 日本…1.8 アメリカ…22.1
暴行 日本…4.9 アメリカ…417.6
また、2003年のFBI による全米の犯罪統計の犯罪発生件数データは、(10万人あたり)次の通りである。
[窃盗事件]
住居侵入 777.4
車窃盗 508.5
窃盗 2,621.6
[暴力事件]
殺人 6.3
レイプ 34
強盗総数 177.3
拳銃強盗 70.6
凶悪暴行 336.2
拳銃暴行 64
日本で一番犯罪発生率の高い大阪府での人口10万人あたりの犯罪発生件数は、犯罪発生件数の総数は3231.1件、殺人1.5件、レイプ2.7件、強盗11.5件、侵入窃盗256.9件、車盗難109.1件などとなっている。(平成15年、警視庁の犯罪統計より)
―なぜアメリカでは重犯罪が多いのか?―
アメリカでは、銃犯罪や暴力犯罪が多い。その理由はアメリカが極めて個人主義的、競争主義的な社会だからだ。アメリカの犯罪率は先進国の中でも極めて高く、他の先進諸国の役3倍であり、特に暴力犯罪、銃犯罪が多いのが特色である。これは、アメリカが競争社会であるため、個人のストレスとフラストレーションが極限化しやすく、また自己防衛という伝統的な考えや権力の不審によって、銃器が手に入りやすいという事実がある。さらにつけくわえて、アメリカでは個人の権利を重んじる社会のため正当な法の手続きが協調されるのである。だからアメリカには弁護士が多い。そして警察や検察が容疑者を起訴し、有罪に持ち込むのが難しいという事実などに関連している。
<参考資料> http://www.asahi-net.or.jp/~fl5k-oot/kokukyo2010-2.pdf
http://www.geocities.co.jp/Berkeley-Labo/2510/crime_of_usa.htm
http://ustaijiro.com/Topics/security.html
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/4169/question/u.s.a.html
投稿者 Toy