端午の節句
出典: Jinkawiki
端午の節句の由来
端午の「端」には「始め」という意味があり、「午」は数字の「五」と同音であることから「月の始めの五日」を表している。約2300年前に中国から伝わったという説が強い。
なぜ五月人形を飾るのか
兜や鎧は身を守る道具であるため、武家社会の中で、男子にとって非常に大切な物であった。やがて江戸時代に入り、泰平の世になってからは、子供の身を守り、災いがかからないように願いを込めて、兜や鎧をつける風習が広がった。
なぜ菖蒲を飾るのか
古来、菖蒲には邪気を払う力があると信じられていた。故に昔から、五月五日の日に無病息災を祈る宮廷行事で用いられ、民家でも軒に飾られるなどした。武家の時代になると、「菖蒲」と武を尊ぶ意味の「尚武」が結びつき、男の子にふさわしい物となった。また、菖蒲の花がこの時期に咲くこともあり、