奈良時代の文化をその代表的年号をとって呼んでいる。遣唐使、遣渤海使の派遣で積極的に唐の文化を 取り入れたため国家意識が高まり、国史の編纂、和歌の発展が促された。さらに鎮護国家の名のもとに 国分寺、国分尼寺の建立、大仏の造営を代表とする仏教文化が栄え、すぐれた仏教美術が生まれた。 これを天平美術と言う。
参考文献 必携日本史用語集 本郷充 発行 日本史総覧 星沢哲也