イスタンブル

出典: Jinkawiki

目次

国家

 トルコ北西部、ボスポラス海峡に臨む都市である。ヨーロッパとアジアの接点に当たり、ビザンチン文明の中心であった。東ローマ帝国・オスマン帝国の首都であり、スレイマニエ-モスクなどの歴史的なイスラム建築群は、世界遺産である。旧称は、ビザンチウム・コンスタンティノポリス・コンスタンチノープルである。首都アンカラを上回るトルコ最大の都市であり、経済と文化の中心である。


地形

 トルコ西部、アジアとヨーロッパの両大陸にまたがり、イスタンブール海峡(ボスポラス海峡)マルマラ海に面するトルコ最大の都市である。ボスポラス海峡により、街は二つに分かれ鵜、西部はヨーロッパに、東部地域はアジアに属している。大イスタンブールはヨーロッパ側にあるベイオール、エミノニュ、イスタンブール(ファティフ)、アジア側にあるユスキュダル、カドキョイの5地区で形成されている。ヨーロッパ側の市街地は、各国公館、ホテル、レストラン、商店などが建っており、ヨーロッパの近代都市と変わらない景観を呈している。


歴史

 古くは紀元330年に東ローマ帝国の首都であり、イスタンブルは「コンスタンティノープル」と称されいていた。東ローマ帝国は約1000年にわたって続き、6世紀のユスティニアヌス帝の時代には、旧ローマ帝国領を治めるほどになった。 また、文化の中心として栄えた地域でもあった。  その後、オスマン帝国による占領後、「イスタンブル」と改称され、首都となり、イスラーム文化の中心となった、1923年のトルコ共和国の成立と首都アンカラ移転に伴い、1930年以後、公式に「イスタンブル」(イスラーム教徒の町を意味するトルコ語)と呼ばれるようになった。そして現在、ヨーロッパとアジアを結ぶ交通の要地となっている。


資料

【経済】  金融、繊維製品、食器、履物、自動車、造船、薬品、印刷・出版、食     品、セメント、観光


【人口】                市内963万1700人/都市圏976万人

【標高】  24メートル

【気温】  1月9℃/3℃  7月28℃/19℃  平均気温(日)高/低


【降水量】  1月99mm  7月19mm  平均(月)

【時間帯】  プラス2時間UTC(協定世界時)


参考文献

[NATIONAL GEOGRAPHIC] http://www.nationalgeographic.co.jp/places/places_cityprofile.php?CITY_ID=41 [世界辞典 三訂版 旺文社] [広辞苑 第6版 岩波書店]


ハンドル名:YS


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