EPA
出典: Jinkawiki
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概要
経済連携協定のこと。日本ではEPA(Economic Partnership Agreementの略)と称されることが多い。
自由貿易協定(FTA)を柱として、関税撤廃などの通商上の障壁の除去だけでなく、締約国間での経済取引の円滑化、経済制度の調和、および、サービス・投資・電子商取引などのさまざまな経済領域での連携強化・協力の促進などをも含めた条約である。
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FTAとの違い
FTAは特定の国や地域とのあいだでかかる関税や企業への規制を取り払い、物やサービスの流通を自由に行えるようにする取り決めのことなのに対し、EPAは物流のみならず、人の移動、知的財産権の保護、投資、競争政策など様々な協力や幅広い分野での連携で、両国または地域間での親密な関係強化を目指す協定である。
FTAに比べより緊密化した関係を目指し、より幅広いサービスや投資面での効果を期待し、日本ではEPAを主軸とした協定締結を推進している。ただし今日ではEPA同様、FTAにおいても経済面での協力を盛り込むようになってきている。
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締結中の国々
・シンガポール
・メキシコ
・マレーシア
・タイ
・インドネシア
・ブルネイ
・フィリピン
・スイス
・ベトナム
・インド
・ペルー
※ASEAN
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締結交渉中の国々
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)
・日本・EU経済連携協定
・日本・カナダ経済連携協定
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参考資料
経済連携協定(Wikipedia) - [1]
自由貿易協定(Wikipedia) - [2]
外務省:経済連携協定(EPA)/自由貿易協定(FTA) - [3]
HN/MaY